彼とは高校で出会いました。本当は1年先輩だつたのですがアメリカ留学をして帰ってきた彼は1年余分に高校生活を送らなければならず同学年に。
初めは怖そうな人だなーと距離を置いていましたが、知り合う内に彼の優しさに惹かれていきました。自分から告白などできない私に代わり親友が間に入って気持ちを聞いてくれたのですが、なんと!!彼も私の事を思ってくれていたようでお付き合いが始まりました。
5年ほど付き合ったころでしょうか?仕事で夜遅くなることも多かったのですが、帰宅するには一か所どうしても人気の少ない道を通らなければならなかったです。
ある日、明らかに近づいてくる足跡・・・。私が小走りすると相手も小走りでついてきます。
怖くなった私はあと数メートルで家に着くという所で猛ダッシュ!振り返ってみると電柱の陰に大柄の男性が隠れました。
その晩、
ネットナンパして、たまたま電話をくれた彼に話をして十分気を付けろよ。と注意を受けその日はそれで電話を切りました。
次の日、仕事を終えて駅に着くと彼が待っていてくれました。当時携帯電話を持っている人など数人の時代。真冬の寒い中私を駅から家まで送り届けるためだけに来てくれました。それが2週間ほど続いたでしょうか?
「もう大丈夫そうだし、大変だから明日から一人で帰るよ。」と話すと「俺が大丈夫と判断するまで来るから」と。
「じゃあ、乗る電車の時間を連絡するから」と言うと「連絡してこないで家についてから電話するつもりやろ!」一瞬ハッとした私の顔を見て「何年付き合ってると思ってんの、お前の考えそうなことくらい承知の上ですー。」と全て読まれていたのです。
それからも数週間「なんかあってからでは遅いやろ。」と駅まで迎えに来てくれました。
彼の優しさと、自分のことを一番よく分かってくれているんだなーという絶対的な信頼感。
それまで以上にもっともっと彼の事が好きになった出来事でした。
おすすめ
SNS出会い系サイトランキング